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ハリケーン・マリアは人災だった。Quartz、AP通信、CPIによるコラボレーティブ・ジャーナリズム

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政府によるハリケーンの被害状況が現状を正しく表していないのではないかと、CPI(Puerto Rico’s Center for Investigative Journalism)、AP通信、Quartzのコラボレーションによる調査報道プロジェクト。

データジャーナリズムの観点からこのプロジェクトのイノベーティブな部分を紹介をする。

1.ツールを使用してハリケーン関連の死亡を特定し、公式統計と死亡証明書を相互参照・検証したこと。

2.データ収集プロセスの一部を自動化したこと。

3. 統計分析プログラムRを使用して、ケースを収集、クリーンアップ、重複排除して、重複のない均一な死亡記録のスプレッドシートを作成したこと。

があげられる。3について、複数のデータを参照したが、同じ人が複数カウントされている可能性があったため、機械学習による自然言語処理からのいくつかのプラクティスを参照して、同じ人である可能性が高いケースを抽出した。ただし堅実に進めるために、個別に電話インタビューを行い、それらが本当に同一人物のことなのかを確認していった、とのこと。

プロジェクト成果物サイト
CPIによる記事
AP通信
Quartz
Data Journalism Awards
Online News Association 2019 - Creating Guidelines for Machine Learning in the Newsroom - AP通信のTroy Thibodeauxが一部エピソードを語っている。
Licensed under CC BY-NC-SA 4.0