研究者のKaty Boernerさんがデータ可視化のワークフローとして「ニーズドリブンなワークフロー設計」を、著書Atlas of Knowledgeの中で提案しています。以下の四大タスクを順に行っていく想定で、フィードバックを踏まえて、完成度が上がるまでグルグル繰り返すこともある想定です。
- 取得(Acquire)…ユーザーのニーズ分析とデータの取得と準備
- 分析&ビジュアライゼーション(Analyze & Visualize)…データを読み取り、計算アルゴリズムを適用してデータを視覚的な洞察に変換する
- デプロイ(Deploy)…出力デバイスの選択、インタラクティブなユーザーインターフェイスの設計
- 解釈(Interpret)…視覚化の解釈と検証を行う
ワークフロー全体が、ユーザーのニーズからスタートすることと、「データの編集、分析、および視覚化にユーザーを参加させることが、結果の正確性と関連性を確実にする唯一の方法」だとしています。